丹波通信1237 RIONの死

 RIONが今年の6月28日に突然亡くなりました。2004年(平成16年5月30日生まれですから14歳のお誕生日のお祝いをして暫くの事です。誕生日も普段と変わった処は無く、しかし6月20日に少々グッタリしており心配していました。歳のせいか、タマにグッタリする事がありました。しかし、24日には元気になりご飯もよく食べました。26日夜に再びグッタリしたので近年篠山市で開業した動物病院に連れて行く事にしました。

 篠山市では3件名の動物病院です。評判も良い様で、妻が連れていきました。たいしたこと無いやろけど大事をとって…。しかし、妻が帰って来て一言…。「このままなら明日にも亡くなるそうやわ…」 私「何で!?」 妻「子宮が破裂してるそう…。手術しても回復する確率は20%らしい…。どうする?手術代は安くは無い」 私「そら、助かる見込みが0で無いのなら手術やろ~。それくらいの費用なら全く構わない…」 妻「うん…」

 27日RIONは入院しました。ドクターは28日の朝に手術する…。との事で仕事を早目に切り上げて病院に向かいました。夕方、病院に到着すると…妻「RIONちゃん、おとなしくしてるけど…もう私の事が解らないみたいやわ…」 私「会えるんか?」 妻「先生の話を聞いてから訊ねてみて…」 私と妻でドクターに会いました。やはり、かなり厳しいみたいですが手術をお願いしました。で、RIONに会いに行きました…。

 RIONは私が部屋に入るなり私を見つめて必死に身体を起こそうとしました。妻もドクターも大変驚いていました。ドクター「私や看護師がいくら通ってもズッと寝てましたが…」 妻「私が来てもです…。RIONはお父さんが好きなんです…」 そこで堪えていたのが切れそうになりました。でRIONに話しかけて写真を数枚撮って…帰宅しました。どの写真もRIONはカワイイ顔で、とても14歳には見えないです。夜中にドクターから「手術は成功しました」と連絡を頂きましたが、翌朝RIONは亡くなりました。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000