丹波通信1218　なかさん、落ちこぼれになる

　中3で、本当に数学と英語が全く解らなくなりました。恥をしのんで母に言いました。私は自分で当事毎週入っていた、今で言う『フリーペーパー』で塾を探しました。門戸厄神駅近くの自宅で英語を教えている個人塾を見付けて母と訪ねました。（Ｈ学園最上位だった人間が個人塾・・・と言うのは、大変な屈辱なんです・・・）私「中3なんですが英語が全く解らなくなりました。中1レベルから教えて下さい」若い女性の先生です。「では、中嶋くん一人だけの個人指導をしましょう」（しかし、料金は通常でした。確か、月に6000円でした）

　数学は、今は無いと思いますが、当事はH学園も使っていた参考書、問題集…これを独学で中1のからやり直しました。これが結果的に良かったんですね～。必死にやりましたしね…。3学期の進路指導で、私「鳴尾高校（県立）と、併願はＴ校かＨ校を考えています」当時の鳴尾高校は毎年100人以上国公立大学に行っていました。担任「中嶋なら併願は必要ないやろ～鳴尾高校専願で大丈夫や！」

　結果的に兵庫方式の本番も高得点で難なく合格しました。あの時に、恥をしのんで母に本当の自分を言って、一からやり直して正解でしたね。今の娘が同じタチイチだと思います。高校で基礎が出来てなかった…。兄②も、高3の時に全く基礎が出来てなかった…。しかし、兄②は克服した…。

　結果的に私の場合は鳴尾高校入学する直前の4月5日に母が緊急入院をして、あっという間に6月29日に肝臓ガンで亡くなり…。父は私が小6の私立中学受験前から精神疾患になり入退院。兄弟の居ない私は母が亡くなった後、仕事をしながら暴走族の道に進み、退院して自宅に帰って来ている時は、父の身の回りの事を見て…。ピンクのエプロンしているのは笑われたなあ(笑)