丹波通信1143 妻の受験(笑)

 去年まで大阪大学薬学部にズッと高校から勉強しに行っていた娘は当然に薬学部志望でした。それが4月から、あるキッカケを私が作ってからは一転医学部志望に変わりました。12月の現在…センターは厳しく、私立も厳しいです。娘だけは現役は無理かもしれません。

 その、志望変更と殆ど同時に妻が『登録販売者資格』の勉強を始めました。分厚いテキストを二冊購入してパソコンの前で独り言を言いながら格闘しています。私「試験って、いつやねん?」 妻「8月…」 私「4ヶ月で受かるんか? 結構、難しいって聞いてんぞ」 妻「う~ん…。薬の名前ってカタカナやん!それに、漢方薬は難しい漢字やん!全然覚えられんわ~(>_<)」 私「もっと早くからせんとアカンな。ワシなんか、社会人になってからは試験は一回も落とした事が無いもんな~(笑)」 妻「…ハハ…」

 と言うてる間に8月。妻「試験、行って来るわ~」 私「受かりそうか?過去問はやったんか?」 妻「風邪引いてて過去問までやる時間までは無かった…」 夜、疲れきって帰宅しましたわ。妻「あ~疲れた~ぜ~んぜんアカンかったわ~。又、来年やな。疲れた、疲れた…」

 そんな事もスッカリ忘れていた10月。茶封筒で『特定記録』と朱の判子を押されて「兵庫県健康福祉部健康局薬務課」と言う処から手紙が届きました。私「何か、ものものしい手紙が届いたぞ~」 妻「なに~?」 私「解らんけど、特定記録で福祉なんちゃらから来てる。何やこれ?自分で見ろや」

 妻はブツブツ言いながら封筒を空けましたね。不服そうに、怪訝な顔で…。「何やろ~?うん?アラッ!受かってたわ…」 私「何が~?」 妻「8月の試験」 私「なに?」 妻「ほら…、登録販売者資格試験…」 でぇ~!絶対に無理!って言ってたのに~。結構難しいで。凄いわアンタ…( ̄▽ ̄)!

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000