丹波通信1084 子育て…と言う事

 長男が生まれて出会った本が、井深大の 『幼稚園では遅すぎる』 と言う凄い題名の単行本でした。1995年10月18日に産まれた兄①。その前日に加古川の妻の実家から篠山に転居していました。当時から毎週、篠山の図書館に通い一人7冊の多彩な本を借りて読んでいます。井深大さんは、ソニーの創始者なんですね。当時の私は、気持良く神戸の不動産会社で働いていました。まさか、8年後にソニーの関連会社に転職するとは夢にも思ってませんでしたね。

 感動しました!「子育ては、こうなんや~!」 妻は読みません。それから私は、手当たり次第に子育本を読み漁りました。で、実行しました。試行錯誤も勿論しました。褒めて育てましたが、厳しい父でした。叱る時は容赦無しです。怖かったと思います。子供達は今でも私が怖いと思います。躾も厳しくしましたよ。マナーは他所に行っても決して恥ずかしく無いと自負します。

 その後、数十冊の子育本を読みました。で、改めて感じる事は、正に『幼稚園では遅すぎる』 です。幼稚園迄にキッチリと躾をして、勉強する習慣を身に付けてると、あとは子供が自然体でキッチリしているし、勉強を自らしますね。丹波通信でも何回も書いていますが、私は子供達に「勉強しろよ!」なんて、彼らが小学生から全く言いません。生まれて3年だけ、きっちり子育てしただけで後がメチャ楽!お母さんもお父さんも…子育本を読まな~。

 「こどもは、のびのびと好きな様にさせる」 「勉強だけじゃあ無い」 「ウチは放任主義ですから…」 一見、『成程』 と、思わせる 『そうよな』 と納得してしまいがちですが、私に言わせると、体(てい)の良い「育児放棄」ですね。子供が小さい時から自ら勉強する訳が無いし、自らを躾る訳が無いし…。で、小学生・中学生・高校生になってから「ウチの子は全然勉強しないんですよ~」って言っても「それは貴方の責任よ」 自分が撒いた種ですわ。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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