丹波通信1089　自殺も真剣に考えていた兄①

　兄①が高２の頃でしたか…。こんな事を言ったんです。「真剣に自殺を考えていた」って。それは勉強の苦しさや交友関係とかでは無いんですって…。私が　『厳しすぎた』　からだそうです。う～ん…、思い当たる処が全く無い…。とは決して言えません。思い当たる処だらけです。「勉強がどうの」　と言うのは、あまり言った事は無かった様に思いますが、兎に角、よく叱っていましたね。幼少期から…。

　これは兄①だけで無く兄②にも同様です。しかし兄①に対しての方が数倍多かったと思います。娘にも厳しかったですよ。兄②より、ズッとズッと少かったけど…。　兄②には聞いて無いけど、もしかしたら兄②も同じ心境だったかも知れません。結構、トラウマになってるかも…。それ程、厳しく躾をしました。彼らや妻は『お父さんのエゴや！』　と言うでしょうが。

　兄①は高２迄は絶対服従でした。その後の反抗は凄かったですが…。今まで人と口論して負けた事が無い私が兄①にはやられましたね。理屈で負けたのは悔しいけど…今では私よりズッと頭が良いもんなぁ…(-.-;)　兄②は高３の今まで口論した事はありません。処が娘です。ある日、リビングで妻と会話してました。私「兄①は偉いわ。あんなに努力する人間をワシは今まで見た事が無い！」と、いつもの様に言ってました。そこに二階から勢い良く、娘が階段を転げ堕ちる様に降りて来ました。

　「さっきから、お兄ちゃんの事ばっかり！お兄ちゃん、お兄ちゃんって！！」　ビックリしました。こんな事を言ったのは勿論初めてです(>_<)　娘が再び二階に上がってから…私「娘、どうしてん？」　妻「ヒロくん、いつも兄①ちゃんの事ばっかり褒めるからやろ～。あの子も、中２で体操をなくなく辞めて宇治から帰って来て、メッチャ勉強して雲雀丘の特待生になったんやから、少しは自分の事も言って欲しいんやと思うわ…」言って無かったかなぁ。しかし昨今、ワシは何も言わずに10時には寝てるからアイツらに迷惑は掛けて無いけどなぁ(-.-;)