丹波通信1052 覚醒剤中毒
5月8日でしたか・・・高知の小学校の校長が覚醒剤所持で逮捕されましたね。その10日後にはアスカが所持で逮捕され、家宅捜査で10日分の覚醒剤と器具、尿検査キットなどが見つかりました。芸能人で覚醒剤所持で逮捕されるのは昔から後を絶たないですね。シミケンは4・5度も逮捕されてますし、タシロも2度逮捕されたんやったか・・・。
「何で一度逮捕されてるのに、何度も何度も再び手を染めてしまうか?」 解らないでしょ?覚醒剤は一度やると頭の回路『ガシャッと』変わってしまうのです。思考回路も変わります。常習性はタバコの1000倍と言われます。だから一度ハマると余程意志が強くない限りは止められません。では「何故、10年も刑務所に入っていて完全に体から抜けてる筈なのに出所して又、スグにするのか?」これは10年経過して体からは完全に抜けていても覚醒剤を見たり聞いたら、又、脳の回路が 『ガシャッと』 変わり打たずに居れなくなる為なんです(-.-;)
と、言っても戦前は普通に薬局で売っていました。誰でも買えました。薬局で売ってる訳ですから、当然に法律で禁じられていません。『痛み止』 として使用していた様です。実際、戦中に『特攻隊』片道キップの若い兵士に、上官が「根性出す為に」 「恐怖心を無くす為に」 覚醒剤を打たせて飛び立たせていた・・・と言うのは複数の本で読みました。かの文豪、私の好きな太宰治も、やってました。太宰の小説にも何度も出てきますよ。
戦前は覚醒剤の事を『ヒロポン』と呼んでました。『ヒロクン』 と、ちゃいますよ。『ヒロポン』 です。だから昔からヒロポン中毒者の事を 『ポン中』 と呼んでいたのです。しかし、矢張、常習性が強く幻覚を見たり犯罪を犯す事が多いので法律で禁じたのだと思います。回りに沢山の常習者を見て来ましたが、現在、マトモに生活している奴は皆無です。一人も居ません。それ処か、トックに若くして死んだ奴らも沢山居ます。
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