丹波通信1060 昔の丹波通信127 2001年頃 娘2才
妻が蝮(まむし)を捕りました。8日(火)に2匹も!この日、私は定休で娘とリビングで遊んでいました。外は雨。しかし妻は「筍でも採って来るワ。」と山へ上って行きました。10分程すると戸外から大声で「ヒロク~ン、ヒロク~ン!」娘と外を見ると、草を刈るハサミで蝮をしっかり掴んでいます。私「蝮か?」妻「そうやねん。」
私は急いで5Lのペットボトルに水を入れ妻に渡しました。草刈りのハサミで頭を掴み、炭用のハサミで胴体を挟み、悪戦苦闘しながら、しかし上手に蝮をボトルに入れました。そして恐る恐るキャップを締めました。親子3人『ホッ!』
妻、「あー、恐かった。ほんなら筍探して来るワ。」と言って山へ。今度は、ものの5分後。「ヒロク~ン、ヒロク~ン。」 私は『2匹目や。』と確信し戸外へ。やはり先程と同じ様に蝮を掴んでいました。もう5Lのペットボトルは無く、2Lのお茶のボトル。これは口が狭く、先程より苦闘しています。何度も妻に飛びつこうとしています。しかし根性の妻は、やはり上手く収めました。私は蛇が大の苦手なので蝮などもってのほか。妻が苦闘している間、娘と手を繋ぎ2m位離れてジッと見守るだけでした。
2匹目を妻が収めた後は、蝮の事より「ランチャン、お母さんって恐いなあ・・・。」と呟いたのでした。蝮は1週間程水につけていても生きており、泥を吐かせてから焼酎につけると聞いていたので、焼酎を作るつもりでした。しかしキャップに空気穴を開けていなかったので、その日に2匹共お陀仏。残念でしたが今は、川を剥ぎ、内臓を出し陰干しいています。
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