丹波通信663 日本の山は外国人が買っている
そうなんですよ!これは大変な事なんですよ!何かの書物で読みました。で、先日ご縁がありご契約頂いたお客様に、私からお伺い致しました。「『日本の山を外国人が買っている・・・』と何かで読みましたが、本当でしょうか?」 E氏「中嶋さんは本当に何でもご存知ですね・・・実は、その事で、我々森林組合の者は危機感を抱いています。」 私「矢張、本当だったんですね。」
何故、外国人が日本の山を買い漁るか解りますか?この質問をお客様にしたのは、まだ4・5人程ですが、答えられた方は残念ながらおりません。私のお客様は、かなり私の質問に的確に答えて下さるのですが、この問題は難しい様です。皆さんが日頃、何の疑問も無く飲んでいる『水』の事を考えた事はありますか? 日本人は昔から『水と安全はタダ』と言う感覚を持っていますよね。外国人の多くは違います。フランスなんかはワインより水の方が高い。
外国人は水源を押さえる為に山を買い漁っているそうです。ホンマかなぁ・・・と、私も今でも半信半疑です。しかし、森林組合の方は、確かにここ近年、外国人が山林を購入して、ドンドン登記をしている・・・と、おっしゃいます。田舎に暮らす私から言わせて頂くと、田舎の畑や、まして山林など不要の最たる物で、出来れば無い方が嬉しい。子供はみんな都会に出てしまい誰も面倒見てくれない。少しでもお金になれば良い。まして少しでも値が付けば嬉しい・・・。と言う状態です。
そんな時に「貴方の山を10万円で買います!」と言う人が現れたら喜んで売ります。それが、例え外国人であろうと・・・。また、10万円処か、2000円・・・と言われても喜んで売ります。都会の方にはここら辺が理解し難い様ですが、山や畑を雑草や灌木無く管理するには毎年結構の費用が掛かるのです。と言う訳で、田舎のお年寄りは山や畑を、それが、タダでも手放したいのです。
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