丹波通信660 鳴尾高校33期卒業生
『鳴尾高校に入学・・・は波乱の幕開けでした。それまで病気知らずの母が入院し6月に急死しました。遡る事3年前に父は精神疾患で、入退院を繰り返す人となり兄弟の無い私は途方に暮れる日々でした。塾や習い事、クラブ活動など全てを辞めて家事に専念しました。勉強もついていけなくなり生活は荒れ、暴走族になりました。学校も殆ど行かない不良に成り下がりましたが鳴尾高校の先生は本当に全ての方が私を支えて下さいました。又、友人にも恵まれました。そんな先生方のお陰でなんとか卒業出来る事が出来ましたが、そんな私が大学進学や就職が出来る筈もありません。私は建設作業員として社会人をスタートしました。しかし数ヵ月後に大学進学を志し、働きながら立命館大学法学部に合格しました。大学卒業後はM不動産グループに就職。3年目に全国一位の成績を上げ、S不動産にスカウト。最年少所長になり7年連続全国一位。そして現在のソニー生命保険にスカウト。当社規準最短でエグゼクティブライフプランナー昇格、現在に至ります。これもあの荒れた高校時代、鳴尾高校の先生方に支えられたお陰だと心から感謝しています。32歳から丹波篠山800坪の土地に建てたログハウスに住んでいます。こんな私に近年、講演依頼がよく入ります。呼ばれれば何処にでも伺っています。人間、ステバチになったらあきません。』
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