丹波通信1266 丹波通信5

 冬はどれだけ寒いか、というと神戸から丹波に移住した7年10月からの最低気温が-13℃、最高積雪は100cmです。私が帰宅する時間は気温が0~-2℃ですし、週に1、2回は必ず積雪します。道路は凍結し、そこら中で街から来た車の事故です。私も山に乗り上げた事と正面衝突を経験しました。

 冬の朝、子供達と銀世界に飛び出すと、いろいろな足跡を発見します。大きな足の猪、可愛い鹿。他に狐(きつね)、狸(たぬき)、兎(うさぎ)、猿、土龍(もぐら)。動物との遭遇は多いです。もちろん、子供達の大好きな昆虫は虫籠に入り切らないほど採れます。みんな見た目は可愛いのですが、百姓にとって全てが敵です。さつまいもは毎年半分以上猪に盗られるし、苺なんかは「さぁ、明日が食べ頃や。」と思っていると必ず翌朝無くなっています。最初の頃なんか、「隣のオッサンが・・・」と思いましたが、その隣も同じ被害が出ていたそうで。(犯人は猿でした。)

 待ちに待った春。これから本当にいい季節です。しかし、これから布団に入る前に中をチェックして入り、朝、靴を履く前に中をチェックしなければいけません。何故だと思いますか?中にムカデが入っているんです。我々はまだ一度もありませんが、近所の人がよく足をパンパンに腫らしています。それからマムシ。昨年は2匹見ました。自然はいいですが、やはり危険とは背中合わせです。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000