丹波通信1210 自動車冠水(>_<)

 樋〇を迎えに行くと必ずお母さんが出てきました。で「中嶋くん!中嶋くん!」って言ってくれます。ある時に樋〇の家の前に建売住宅が売りに出て、それを指差しながら「中嶋くん、ここに引越しして来たら~」と。な~んか、お母さんにメチャ気に入られた様です。

 明日は少し遠出しよう…と言う日でした。今は契約者でもある4歳上の〇森さんのアパートで飲む事になっていました。西宮の今津の古いアパートで一人暮らししていた○森さんは大阪経済大学に通う大学生です。○森さんは、私より弱いけどお酒が好きで、今でも毎晩飲んで、たまにヘロヘロになって電話を掛けて来る人です。当時の私は底無しに飲めたので○森さんの冷蔵庫の中のビールと日本酒は全て飲んでしまいましたね(笑) で、泊めて貰う予定です。しかし、寝れないんですよね~。始めてのアパートの部屋では…。

 夜中、もうお酒も覚めたから帰ろう「○森さん、帰るわ~」 ○森さん「そうか…大丈夫か?台風来てるから危ないぞ~」 私「明日の朝に樋〇とドライブやし、帰るわ」 で、自動車で自宅に向かいました。ま、ホンマに酔いも覚めてるしね。台風も過ぎたし、明日は(もう、今日の朝やわ)デートや… 途中、国鉄のガードをくぐります。スーッとくぐる筈が…ドボッ、ドボッ…。ん?ガードが台風の雨の影響で冠水してるんです。エンジンに水が入り、完全に止まってしまいました。ドアも開けられないし、開けたら車内水浸しになります。困った(>_<)

 しかし、有事に慌てないのが私なんですね…携帯なんて無いし…。腹を括ってシート倒して寝る事にしました。ピピ~!ピピ~!っていうケタタマシイ音で眼が覚めました。シート起こしてルームミラーを見ると、外は晴天だし後ろが大渋滞です。ん?窓の外を見たら水が引いています。暫くしてパトカーが来ました。事情を言うと警察官数人で近くの空き地迄、車を押してくれたのです。最後に警察官に言われました。「酒臭いなあ…」でも、それで終わり。古き、のどかな時代でした・・・。デートは違う日に代車の古い大衆車で行きましたよ。

丹波通信

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