丹波通信1131 全く話さない、相づちも打たないご主人
私は殆ど電話をしない営業マンです。するのは初回のご挨拶のみです。なら、何故、トップ営業マンでおれるのか…?内緒(笑)です。次のお客様も学資保険のご相談でした。初回のご挨拶で奥様は大変感じの良い方でした。ま、殆どが感じの良い方なんです。ご紹介して頂いたお客様ですからね。で、ナビにお家が載ってなかったから途中でご連絡をしたら、遠い国道まで迎えに来て下さる様な奥様でした。
こんな奥様の場合はご主人も、気さくな方ばかりです。この方もハイツにお住まいです。私「こんにちは」普通に挨拶しました。お若いご夫妻です。そりゃそうです。学資保険のご相談…と言う事は赤ちゃんがいる…ご夫妻は若い…ハイツ暮らしの方が多い…と言うわけです。ご主人は「ニコリ」ともせず「こんにちは」私は、まずは雑談から始めます。雑談の中からお客様との『周波数あわせ』をするのです。何処かに必ず琴線に触れる処があるから…。
奥様は「キャッキャッ」と喜んで下さるし、大きく「うん、うん」と相づちを打って下さるし、質問には、ドンドン答えて下さいます。私もチラチラとご主人を見て話をしますが『どよ~ん』ご主人は、全く話さないし、相づちすら打ってくれません。ドドドよ~ん…。こんなん初めて…(-_-;) 1時間話してみて、このままです。思いました。周波数あわせでどんな方でも絶対に合わせる自信があったけど、残念やけどあなたとは無理かも…。完全に敗北宣言です。
総合的には失敗です。しかし最後に必ずお願いする事があり「私がおいとました後に私のパソコンにメールくださいね。次からはメールでやりとりしたいので」と、言ったものの次は無いと思っていました。帰ろうと玄関に向かうと意外にもご主人も見送って下さいました。そこに…釣りに使う三脚があったのです。この三脚は釣りをしない人間は絶対に解らない。私「投げ釣りをするんですか?」 ご主人「よく解りましたね」 私「私の唯一の趣味が釣りで、中でも投げ釣りが一番好きなんです。では失礼いたします」次のお客様に向かっている時にメールが…。「今日はありがとうございました。大変勉強になりました。次は釣りのお話でも(笑)」 お~!!さっきのご主人やん!…勿論、その後数回の面談でご契約をお預かりして、今では釣りの事でメールをやりとりする間柄になりましたよ(^^ゞ
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