丹波通信1133 娘は医学部へ志望変更

 4月、娘は志望を薬学部から→医学部に変更しました。しかも、大胆にも大阪市立大学医学部です。大阪市立大学医学部のレベルは関西の国公立医学部の中では、神戸大学・京都府立医科大学とほぼ並びます。兄①は、高1~高2までは京都府立医科大学を第一志望にしていましたが、困難だと悟りワンランク下げて金沢大学医学部に高校から推薦して貰った経緯があります。

 兄②は中学生の間は、漠然と医学部志望にしていましたが、高校になってから自分の実力では到底無理や…と悟り、以降は千葉大学農学部の園芸を志望していました。しかし、最終的に私と妻の幾度かのアドバイスと高3 2学期からの急激な学力向上により、志望を急遽国立大の獣医学科に変更。最終は私と妻と本人…三者で彼の得意科目を分析して鳥取大学に照準を定めました。国公立の獣医学科は大変少なく、関西以西では…岐阜大学・鳥取大学・山口大学・宮崎大学・鹿児島大学と大阪府立大学しかありません。私立は皆無です。私立は彼が受かった北里大学が青森県で、他には3大学しかありません。

 と言う事は、目指しているだけで言うのも可笑しな話ではありますが、第一志望に大阪市立大学医学部を考える娘が最も難関だと言えるわけです。娘は、長年の私のアドバイスに聞く耳を持たず、高1より、高校から定期的に勉強をしに行っていた、大阪大学薬学部を希望していました。私は娘が器械体操を辞めて、京都府宇治市の独り暮らしから帰ってきた中2から「医学部目指したら~」 と一貫して言ってきました。しかし、無視されていました。そりゃあ、器械体操しているときに医学部志望…と言うのは99%無理です。勉強する時間なんて無いですから。しかし、娘は体罰に耐えきれなくなって「器械体操辞めるけど、辞めるけど…家に帰ったら勉強します!」と、泣く泣く…しかしキッパリと腹に決めて、私達両親に宣言して帰ってきたのです。

 以降の娘は凄かったです。ま、宇治市でも器械体操しながらでも通知表はオール5だったし、学年トップだったし、進研模試では全国一にもなった事がありますが医学部志望は考えられるレベルではありません。それほど医学部は難しいのです。その娘が『何故、4月に急に医学部志望に変わったのか!?』これは、読者さんの半分の方は予想が当たっているか? 私のお客様なら90%は当たっているのでは?です。やはり…私の一言でした。ソフトな…しかし強烈な一言だったのです。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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