丹波通信1134 娘への人参
高校に入ってからは直接娘へしゃべる事も殆どありません。私が話をしても聞き流しますから。私が酒に酔った時にはよくカランでますけどね…。娘にしたら、よけいに鬱陶しいとは思いますが、シラフで好きな女性に話が出来ない…と、言うのと似た感情です。私もシラフでは娘に話せないんです。だから、その一言は妻に言いました。妻…(-_-;) 「う、うん、それええかも…言ってみるわ…」
数日後、妻に聞きました。「あの事は娘に言ったんか?」 妻「う、うん…娘に言ったらな…娘が『えっ!?私、医学部志望にする!』って…」 私「やっぱりか…、絶対にそうなるという確信があったわ。娘は本心は医学部に行きたいんや。ただ…『私みたいな実力の者が医学部志望に…なんて…』って卑下してるんや」 妻「そうやったみたい」 私「ワシにはアイツらの気持ちが解るんや。兄②が本音は医学部か獣医学科やったけど『千葉大学農学部』って言ってたのと一緒や。そういえば、兄①も高1の最初までは『工学部』って言ってたな…」 妻「…う、うん…」
この時迄には全く『にんじん』をぶら下げてませんでした。私は、昔から『もので釣る』のが嫌いです。お客様にプレゼントで気を引く…と言うのも大嫌いです。しかし、先程、娘に何年か振りにメールしました。「お嬢ちゃん久しぶり!お嬢ちゃんが大阪市立大学医学部に現役で合格したらお祝いに2000000円と3年生からはメッチャええオートロックのマンション借りたるわ」 (こう、書いているのに『飛ばし読み』する方は、私のこの200万円の『ひと言が決め手!』とかん違いされますが違いますヨ!)
もので釣るのではありません。娘は雲雀丘学園に特待生として3年間全うするので2000000円以上経費が浮いています。それに、兄①も兄②もかっこいいマンションに住んでるんです。女の子やから、オートロックのマンションは当然の事です。しかし、このメールは娘の琴線に触れる自信があります。また、驚くと思います。そして今まで以上に奮起すると思います。親として、普段話さずとも彼らが考えている事や琴線は解ります。なんたって…私、トップ営業マンですもん(笑)(^^ゞ 相手の心の中は95%解ります(笑) ある霊能者さんに言われました。「中嶋さんは霊感全くありませんね。しかし、相手の考えてる事が全て解りますね。それは…経験から来ています」ですと。
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