丹波通信948 2001年頃昔の丹波通信120

暖かくなると、山や畑の雑草も大きくなってきます。我家の裏庭は、左の方の少しだけが隣人の所有です。この所有地を隣人は全く手入れしないので、いつも妻が木や草を刈っています。しかし先日は隣人が植えている“しきみ”の下の方を間違って切ってしまい、隣人の奥さんにかなり怒られてしまったそうです。

妻「そら、わざわざオッチャンが植えた仏さんの木を切った私が悪いんやけど、全然手入れせーへんから落葉がうちに落ちて、かなんやん。」 私「何て怒られたん?」 妻「『もう、いらん事ばっかりして・・・、オッチャンにわかったらどんだけ恐いか!勝手に人の土地、触らんとって』やて。私も『オッチャンよりヒロクンの方がよっぽど恐いワ!』って言うたろ思ってんけど。」 私「言わんでよかった。言うたらケンカになってるで。」 妻「そう思た。」

人の土地を触った妻も悪い訳ですが毎年妻が手入れしており、いつもは何も言わなかったんです。(礼も言いませんが・・・) しきみを切ってしまったのは不味かったけど普通は感謝するものだと私も思います。

翌日、もうひとつの隣人である豊治さんがやってきました。「隣りが『人の土地触るナ』 言うとるワ。『そやけど、自分で手入れもせんといて、感謝せなあかん位やゾ。』 って言うといたったさかいに。」 妻「そうでしょう!」 その後妻は「今まで、オマンジュウやら果物やらオバチャンにあげとったけど、もう絶対あげへんねん。」 と今だ怒りは治まらない様子です。もう『ぷりぷり』です。土着民と新人の戦いが始まったばかりです。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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