丹波通信950 2001年頃昔の丹波通信122

『石窯の作り方・楽しみ方』という本を見つけ読んでいます。この本は少々陶芸を齧っている妻も読みたがると思い、いつも食卓のテーブルに置いておくのですが、読まれた形跡がありません。何故か?は、うすうす解ってきました。

先日川釣りに行った折、河原に落ちている石をトランクにいっぱい拾って帰りました。車が後部だけシャコタン(古い言い方やなー。今はローダウンと言うそうです。)になってしましいました。これから川に行くたんびに拾って帰り、そのうちに本を参考にして石釜を作ろうと思っています。

何にするのか?まず窯の中で薪をせいだいとたいて燃え尽きた後、中を掃除して、焼きたい物を入れるのです。それは、鳥を丸ごと入れたり、パン生地を入れたり、ケーキを入れたり。先に焼いた薪が石で出来た窯に熱を放射し、そこに蓄えられた熱の輻射で数時間、中はアッツ熱という訳です。数十万のオーブンより旨い料理が出来るそうです。

こんなにいいものなのに、何故妻は本に目を通さないのでしょう?たぶん、きっと、絶対こういう理由です。『こんな本読んだら、私に作れ(石窯を)って言うに決まってるもん。』 先日、川から石を持って帰った時、妻曰く「ワアーたくさん石拾ってくれてんなあ。花壇作ろーっと。」『ガクッ』

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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