丹波通信940 娘が居る日常

それでも、スグに転校出来るものでは無いので10日の月曜日から18日の火曜日迄は京都の中学に通い、19日の水曜日に自宅のある地元の公立中学に転校しました。そうです…10日からは自宅から京都に通った訳ですから学校以外はずっと家に居たのです。朝、目覚めると娘が居て…夕方には娘が居て…夜は、寝る迄リビングに娘が居るのです。

念願の『娘とファンシーSHOPに行く』 というのも経験しました。「何でも買ったるで」娘「う・うん…」で約1時間、娘は比較的楽しそうに店を回っていました。そうして…「ヤッパリ何も要らんわ~」 私「そうなん!何か買えや~」 娘「ええゎ~。お腹すいた…」 私(喜んで)「そ・そっか!何を食べに行こうか!?」 娘「パン食べたい…」 私「そ・そぅかぁ ほな買いに行こうか 」 娘は一つだけ選んでトレイに入れました(-_-; 私「お兄ぃも食べるやろから、これも買おうな…」と言って私は5個入りの『当店人気No.1』と言うパンもトレイに入れました(^_^;)

家には、いつも娘が居ます。こんなことは1年半ぶりです。しかし、矢張、長年頑張っていた体操を辞めた…と言う事は私達夫婦には大変悲しい事でした。娘は、もう二度と体操はやらないそうです。私達夫婦は娘に『体操』と言う言葉が言えない程ナーバスになりました。

娘と二人になった時に思い切って、しかしさりげなく聞いてみました。「なぁ…京都で一人暮らしして寂しくなかったか?」 娘「寂しかったで」 私「そうやろうなぁ。泣かへんたか?」 娘「うん。けど…」 私「けど?」 娘「中1で岡山の山陽女子の寮に入った当日はメチャクチャ寂しくて、ずっと泣いてた」 私、運転しながら聞いていましたが、込み上げて来ました。しかし堪え、笑いながら「ホンマか。フトンに顔を埋めて泣いてたんとちゃうか~(笑)」 娘「…うん…」 私(もぅアカン…運転出来ん…)

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000