丹波通信848 2000年頃71号 平飼いの卵
近くに平飼いの養鶏場があり、いつもそこで新鮮な卵を買います。近頃の養鶏場は、ほとんどが狭いケージに飼われ陽にも当らず、運動もせず、だから病気になるので、抗生物質を与えた"薬漬けで不健康な卵"が大多数です。平飼いというのは、ケージに囲まれず、地面で運動させて飼っている事を言います。
その卵は1ケ30円ですから、1パック300円と,スーパーのものより100円は高いでしょうか。しかし昔“養鶏場を営んでいた”という別の方に「『割れてる卵でええから』って言ったら安いで。」 と教わり、いつも買っている養鶏場でその通り言うと、『少しだけ割れている物』 や 『殻が薄い』 というだけで1ケ10円で分けてくれる様になりました。大きさは様々。すごく大きいものもあります。しかし極端に小さいもの(3SかSS程度)だと100円で20ケくれる事があります。
黄身が赤っぽい物が良いとよく言われますが、黄身の色は与える餌の影響が多い様です。その養鶏場は大根や大根の葉、白菜等の野菜クズをよく与えるからか薄い黄色です。赤っぽい物は餌にパプリカ等赤い着色を与えているのが多いそうです。(これは本で読みました。)
外国の人はしないそうですが、日本人は朝の卵ご飯が好きですよね。 サルモネラ菌のせいで最近生卵を食べる事を日本でも控えていますが、我家では買って3日以内だとよく卵ご飯をします。これが旨い! この新鮮な卵を使ってゆで卵もよく作るのですが、これが上手く殻がむけないのです。先日このことを養鶏場の人に聞くと 「ゆで卵は少し日数がたった卵だと中に空気が入るので、むきやすいものが出来るんですヨ。」との事でした。このことをご参考にして下さい。又、本当に新しいかどうかのバロメーターにもなりますね。
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