丹波通信795 昔の丹波通信16(2000年頃)

私は3人の子供をすべて立合出産しています。長男は、定休日に当社専務と釣りに行くべく朝4時家を出ようとした時、家内が「気を付けてねー。いってらっしゃい。アッ、ちょっと待って、アッ、アッ、破水した。」といって急きょ病院へ、そのまま陣痛室。専務宅へ「家内の陣痛が始まったので今日の釣りはいけないです。」専務「アカン、行くで・・・ウソや。」(あのアカンは絶対本心や。)

2人目の二男は、定休日だったのですがマンションの案内が入ってしまい、案内中に「空家ですからゆっくりご覧下さい。・・・でも携帯が鳴ったら終って下さいね。」お客様「何かあるんですか?」私「朝、家内の陣痛が始まったので、病院に送ってからここに直行したんです。産まれる1時間前頃病院から電話くれる事になってて・・・。」お客様「おめでとうございます。縁起がええわ。私、このお部屋買います。」

3人目の長女は去年の2月。朝病院に連れて行き昼出産。その日は4時に案内の予定があったので、そのままマンションへ直行。待ち合わせ場所で、私「ハーッ、ハーッ、ハーッ」お客様「どうしたんですか?」私「今、子供の出産を見届けて急いできたんです。」3人の出産の時は必ず家内の枕元で一緒に「ヒーッ、ヒーッ、フーッ。」陣痛が大きくなると失神しそうになるので、耳元で大声で「ガンバレーッ。」産まれた時はどうしても私は涙が止まりません。その後、一週間の入院生活は、仕事でどんなに遅くなっても毎日必ず見舞に行きました。そのせいか私は子供に対する愛情と、結婚前より今の方がむしろ家内を愛せるのだと思います。(書いてるうち、思い出して目が潤んできました。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000