丹波通信781 昔の丹波通信7号2000年3月頃(36才)

筍、竹の子、タケノコ・・・。4月も半ば過ぎると丹波は筍が採れます。我家の所有の裏山からも採れます。毎年最初の1本2本は「オッ、タケノコやん」と言って喜んで頂きますが5月に入ると毎日、毎日、筍が食卓に出ない日がありません。筍とわらびを煮たもの、筍とワカメを煮たもの、筍とめばる(魚)か鶏肉と煮たもの、筍をゴマ油としょう油で焼いたもの、筍の吸物、筍ご飯・・・。そら、もう筍を見るのも嫌になりますよ。

しかし貧乏性なので、毎朝山に登り筍、わらびを探します。ちなみに冬なんか、筍に代わるものが大根。毎食、毎食大根の日が2カ月続きます。弁当にまで大根を入れるのはやめて下さい奥様! 他人(ひと)は「私大根好きよ」って気軽におっしゃいますが2カ月毎食は生身の人間なら無理ですョ。ホント。

そしてもうすぐやってくる恐怖の第二弾。7月からの恐怖は夏野菜。ジャーン!登場するのは夏を代表するトマト、キュウリ、ナス、シシトウ、ピーマン様。こちらは息が長く9月いっぱい迄、よせばいいのに毎食登板。上原や松原や藪でも中5日とかなのにこの人達否、野菜達は毎日3回も登板の機会を伺い、監督に目で合図をして我家の監督も目線を意気に感じ毎回マウンドに送るんですねー。おかげで私は監督とこの人達(野菜)によって痛風が良くなりましたが・・・。

「中嶋さんいつもええもん食べてるんでしょ」と言われる方、本当は私文句もいわず家でも殊勝なのですヨ。しかし夏、トマト、キュウリ、ナス、を食べ体を冷やし、冬、大根、人参、ごぼうを食べ体を温めるっていうのは理にかなっていますね。先人、百姓恐るべし。(一番恐いのは我家の監督)

丹波通信

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