丹波通信772 中1からは自分の人生

子供が私達親の言う事を聞くのは中学に入る迄です。中学に入ると、「お前、ホンマにお前か!?」と、目の前の息子を疑いたくなるくらい急激に変わります。これはバタビアの担任に妻も言われていたそうです。勿論ウチも例外ではありません。あれ程、素直で、お父さん大好き・お父さんが全て…だったのが嘘の様です(*_*)逆に言うと、小学生の間は親がある程度レールを敷いてあげなければいけません。

「子供には好きな様にさせる」「私達は子供に強制しない」「勉強なんて出来なくてもええ」…こう言うと多少聞こえは良いかも知れませんが、コレを子供が中学に入る前に言う親は、明らかに『子育て放棄』です。だって就学前の子供に、自分の進路や人生なんて考えられない…ですからね。せめて中学に入る前迄は、我々親がある程度レールを敷いてあげないと…。そうしてそれまでのお金は出来る事なら、いとわない。

それには我々親も、正々堂々と生きなければいけないと私は思います。人との約束は絶対守る!よくいますよね、スーパーやタクシーの運転手さんなんかに、必要以上に偉そうにする人。私が思うに、そんな奴は100%仕事が出来ない。もしも社会的な立場のある人だとしても、回りの人には信用・信頼ゼロ。これは経験上絶対に言えます。

私は子供達に、もう何も言いません。中学に入った当初は言ってました。「関関同立はアカンで!暴走族やったお父さんでも立命館の法学部出てんねんからな。高いお金を払ってバタビア入れて、塾にも行かせてんねんからな!」…と。しかし、もう何も言いません。兄①が高卒で格闘技の世界に行こうが、兄②が海外に行こうが…。娘が体操辞めようが…。中学迄のレールは敷いたんです。後は自分の人生。私が年老いても『面倒を見て欲しい』…とも一切思っていません。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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