丹波通信711 台湾でワシも考えた
2月、独りで台湾に行って来ました。独りで・・・と言っても台湾にはお客様がいるからです。 お客様はO野さん。私が三井の不動産会社2年目に出会って、かれこれ24年お付き合い頂いているS商事の方をお伺い致しました。O野さんは台湾に単身赴任しています。奥様は東京三田に大学生のお嬢さんと二人で留守を守っています。その奥様から去年から「主人が会いたがってるから台湾に行ってやって!」と何度もメールを頂きました。
しかしO野さんは勿論仕事なので、日中は初めて行く台湾で私は単独行動です(^^ゞ。右も左も解りません。地下鉄に乗り中正紀念堂に行き、知らない餃子屋で水餃子と台湾ビールを飲み街をブラブラしました。昼間っから屋台が並び昼休み時間には沢山の台湾の人で賑わっていました。意外な事に、めちゃめちゃ人が居るのにビールを飲んでいるのは私だけでした。『そっかぁ台湾の人は昼間からはビール飲まないんや・・・。』
夜になるとO野さんは私の泊まるサンルートに迎えに来てくれました。2人で排気ガス臭い台北の幹線道路を歩きました。「中嶋君、どうだね。仕事は?」私「ウチは2月で〆るんですが、今年は去年の150%です。」O野さん「そりゃ良かった。小籠包でも食うか?」私「いいですねぇ。」台北は何処に行っても、人・人・人です。また、凄く賑やかです。O野さん「台湾は活気があるだろう。日本の何十年前の様なんだ。日本人が来ると皆『懐かしい』って言うよ。」
「台湾の人は何が生き甲斐なんでしょうね? 」O野さん「家族だよ。凄く家族・一族郎党を大切ににするよ。そうして、食べて話をするのが好きな国民だよ。」私「貧しい人もですか?」O野さん「貧富は関係無いね。」そう言えば台湾人で、うつ向いて歩いている人は皆無です。みんな楽しそうにしています。一人一人が凄くパワフルです。特におばちゃんが元気ですね。行天宮の前では何人ものおばちゃんが25圓(日本円で70円位)で線香を売っていました。
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