丹波通信709 子供達

兄①が〇〇に目覚めてからと言うもの、勉強はおろそかになっていた様です。私はスッカリ兄①を信用していました。彼は何も言わなくても、ちゃんと勉強もしているものだと・・・。口煩く言うと私がたしなめるので、妻も殆ど兄①②に対しての勉強の事は言って無かった様です。最近は通知表を自分から出さないので、正月過ぎてから「お前ら、通知表出して無いやろ!」と言うと兄二人共、嫌嫌出して来ました。

 驚いた事に、マンガばかり見てパソコンばかりしている問題児の兄②の成績は相変わらず大変良く、勤勉な筈の兄①の成績はがた落ちです(>_<)。「お前どうすんねん?」兄①「僕は〇〇で上を目指したい。勉強は難しくて上の大学は無理や。」私「お父さんはお前がやりたい事をしたらええと思う。ただ・・・お母さんは、折角バタビアの理数(特進クラスで最上クラス)に入ったんやから勉強も頑張って欲しいと思ってる筈や。」兄①「・・・でも、僕は頭が悪いし両立は無理や。」

兄①の頭の中は今、〇〇しか無いのは良く解っています。私はそんな兄①の希望を壊したく無いのですが、妻の気持ちも良く解ります。決して勉強が出来ない方では無いし、〇〇で頂点に・・・なんて言う確率は0.01%にも満たない夢物語ですから…。しかし、私は子供達に強制するのは余り好きではありません。たった一度の人生。矢張兄①には「自分の思った様にしろ!ただ・・・両立したらメッチャ、カッコエエぞ!」といいました。

そんな事を忘れていた頃、〇〇を一所懸命しながら兄①は、いつになく2階で過ごす事が多くなりました。相変わらず私は詮索しません。そうして実力テストがあった様です。「実力テストあったらしいな?どうやってん?」見ると結果はとても良いのです。私は「やっぱりお前はやれば出来るんや!」と大いに褒めました。

丹波通信

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