丹波通信685 脱輪
その秋のある晴れた小春日和。私は朝から西宮の甲東園のお客様宅にお伺いしていました。私よりかなりお若いご夫妻でお子様一人。大変気持ちよいご夫妻で私はその方々が最初から好きでした。ほんの一時間のプレゼンで内容は決まりました。来週ご契約頂く事になりましたが、さてまだ10時です。この後のアポイントがありません。せっかくのええ天気です。私はお墓参りに行く事にしました.
せめて月に一度はお墓参りに行きたいと常に思っています。皆さん、してますか? お墓参り・ご先祖供養はせなアキマセンょ~。ウチのお墓は甲東園と門戸厄神近くにあるんです。他にも少しだけ参拝者がありました。お線香の香りが好きです(^^)。その後、三田の精神病院に24年間入院する父のお見舞いに行きました。父は私が12歳、本人が40歳と言う若さで精神疾患になり最初は入退院を繰り返し、52歳からはずっと入院生活です。
しかし、その父の病院の前の何のヘンテツも無い見通しの良い道路で脱輪しました。対向車が無理な運転をしてきた訳で無く、私が携帯に気を取られた訳でも無く、メールしていた訳でも無く、考え事してた訳でも無いんです(-.-)。 何なんやろ~。私はこんな時、不幸を嘆かない人になっているのです。寧ろ「ご先祖様が何か知らせてくれたんや~。」と考える様になっています。無理に考えるので無く自然に…。
これも不幸を嘆いても仕方ない事ですからね。思いませんか? 私も以前は結構ネガティブ人間でした。しかし今は超が付くポジティブ人間です。世の中、殆どの事は偶然で無く必然。自分の日頃の行動の裏返し。自分の心の鏡。自分の心が卑しいといずれ自分に返って来る。 だから私は常に前向きで、素直で、謙虚で、自分に厳しくしています。今はこの姿勢が崩れる方がストレスです。
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