丹波通信613 ボクシング②

兄①は3年半前から極真空手をしています。2年前の京都の試合では『各上』と試合をして勝っていますが、『サラッ』とだけ顔を蹴られて『技あり』を取られた事に意義があり、顔面にパンチが出来ない極真空手を無念に思っていました。そうしてボクシングに転向する事を考えていました。

私「お父さんはお前がボクシングに転向する事は全然賛成やで!でもお母さんは、パンチくらった時のダメージとかで、勉強出来ん様になるんが心配みたいや。」兄①「大丈夫やで。」私も大丈夫だと思います。学生の時は、ヘッドギアを付けるし、別に兄①が世界チャンピオンになる訳でも無いしね(^^)。

長谷川穂積が負けました。 日本中の長谷川ファンが落胆しました。私もです。しかしおそらく兄①は大変な落胆だったと思います。私は、その日会食会でした。少し酔っ払った頭で兄①にメールをしました。「長谷川の無念をお前が晴らしてやれ!」返信はありませんでした。私は子供の時から勉強中途半端、運動中途半端な人間でした。多分、普通に子育てしていたら私以上に中途半端な人間になるだろう・・・と微かに危機感を抱いて子育てをしていたのだと思います。

文武両道・・・と言う言葉が好きでした。自分は違うかった・・・と言う思いが強いです。そう言う思いが子供達に向かったのかも知れません。しかしガムシャラに子供達に強いた訳ではありません。子供達は楽しく運動をして、自然に勉強をしています。ボクシングも、ある程度迄出来て勉強も上位で頑張って進学し、誰恥じる事の無い大人になってくれたら嬉しいです。その為には親である私達夫婦が、彼らに恥ずかしく無い人生を送らねばなりません。『先ずは臨終の時を習うて後に他事を習う』私の座右の銘の一つです(^^)

丹波通信

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