丹波通信528　幼稚園では遅すぎる

私が兄①・兄②を育てる時に感銘した我がソニー創始者の井深大の偉大なるベストセラーです。　もぅ14年前に読んだ本なので内容は全く覚えていませんが恐らく私の子育て・教育の根底には脈々と蓄積している筈です。何と言っても、それ以来数十冊の育児・子育て本を今でもズ～ッと読んでいるので、全てが私の子育てのベースになっています。

私は最初の子供が10歳になる迄は全ての子供達に大変厳しく恐い父親でした。公共の場では特に厳しくしました。だからウチの子供達は怖くてファミレスで大声出したり走り回ったり、ガチャガチャしたり等、絶対にありませんでした。タマにモデルルームなんかに行くと三人共に靴をキチッと揃えて家に上がるのでお姉さん達に驚かれたものです。

しかし・・・最初の子供が中学受験の体制に入ってから私の鉄拳制裁はピタッと終えました。子供が最高に緊張して最高にストレス感じている時に、鉄拳制裁は駄目です。出来る限り最良の精神状態で勉強と家庭生活を送らせてやりたかったのです。だからそれからは殆ど私の彼らに対する接し方は変わりました。

とにかく褒める。子供の話を聞く。勉強しろ！と言わずに子供を乗せる！他所の子供と決して比較する言葉を発しない。妻が怒ると一番に子供を庇う。妻にも極力怒らず、夫婦喧嘩はご法度。必ず息抜きさせる。遊んでやる・・・他にもかなり努力しました。お陰で今は子供達には自然と何も小言は言わずに『フンフン・・・』と言うています(^^)