丹波通信468 痛恨
丹波通信をお読み下さっていると、如何にも私が順風満帆に仕事をしている様に思われるかも知れませんが、そんな事はありません。そんな私の痛恨話を幾つかお話し致します。
ある女性は母子家庭でした。私より若い女性でお子様が2名おられる方です。勿論ある会社の社員さんでした。その方はちゃんと生命保険に入っていましたが10年毎に保険料が上がるのに大いに不満をお持ちでした。で、お客様が、その方をご紹介して下さり私が保険を提案しますと一生保険料が上がらず、しかも安い・・・と言う事で喜んでご契約を頂く処でした。しかし「中嶋さん、ごめんなさい! よ~く考えると私の保険は年払いだから、それが切れる来年の4月迄待ってくれません?」 良くも悪くもアッサリした私は 「ええ、結構ですょ。」 とご契約を延期しました。そして数ヶ月後、その方は病気になりもぅ当社には替えられなくなってしまいました。(当然他社へも無理です。その方の保険は2年後に保険料が2倍になってしまいます・・・。)
去年お客様から20歳代の独身女性をご紹介頂きました。私はその方のニーズを伺い、貯蓄の機能がある保険と医療保険の保険料払込期間60歳で終身の保障があるものを提案致しました。それに加えて3大疾病(ガン・脳疾患・心疾患)になった時には一括して300万円をお支払する保険の提案も付け加えました。しかしその方は「中嶋さん・・・最初の2つの保険は凄くいいですけど・・・私はまだ若いし、身内に3大疾病になった者もいないから、それは要らないゎ~。」アッサリした私は矢張「Nさんが必要ないのならやめましょうか・・・また、何年かしたら考えて下さいね。」と申しました。 ・・・処が、今年そのNさんが子宮癌になられたのです。
この仕事は先入観で「しつこい」と思われているので、私は本当にアッサリしています。まぁ不動産時代から私はアッサリしていましたが・・・。しかし悔やんでも悔やみきれない私の痛恨です。
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