丹波通信397 糠(ぬか)!?とフカヒレラーメン

夜8時頃帰宅すると長男と次男が勉強していました。 「ただいま。何やお前ら・・・お父さんの車の音が聞こえてから慌てて勉強するフリせんでもええやん!?」 次男「ちゃうで! ちゃんと勉強してたで!!」 私「アッそう。で、晩ご飯食べたんか?」 長男「食べたで!」 私「何食べてん?」 長男「え~っと~、ご飯と~、ヌカ!!」 私「ヌカ!? 何ぼ、うちが貧乏やと言うても子供に糠を食べさす親はおらんやろ~!?」 

長男「でも・・・ホラ・・・黄色っぽい奴で・・・人参やらコンニャクやら入った・・・なあ! やっぱりヌカやなあ・・・。」 次男「ちょっと違う様な気もするけど・・・ヌカかなあ?」 私「ヌカなあ・・・? しかしヌカは食わんやろ~?・・・アッ!オカラとちゃうん?」 長男「そうそう!! オカラやった!!」 私「ガクッ。やっぱり・・・」 次男「ケ、ケ、ケ。」

夏期講習があるからとハワイについて来なかった小6の長男は夏休み本当に良く勉強していました。 朝8時に家を出発し15.5km離れた福知山線の黒井と言う駅へ送り、福知山の塾に午前9時~午後10時までこもりっきりで勉強していました。 帰宅してからは筋トレ。 勿論、水泳と極真空手も休みません。 つられて少しだけ次男も勉強しています。 学力が向上しているかどうかは私は全く解りません。 ここ2年位私は全く彼らの勉強には関与していないからです。 「父親が一所懸命の家は子供がつぶれる」と言う福知山のゼミの先生の一言以来・・・。

私「さあ! 今日はお母さんもおらんし3人で塾の隣りの中華料理へ行こうか~!? 長男・次男「ヤッタ~!!」 で、3人で中華料理へ行き長男・次男「酢豚。八宝菜。青椒肉絲(チンジャオロースー)。北京ダック?・・・ヨシ! ラーメン定食!!」 私「ガクッ。 もう少しエエもん頼めや!」 次男「でもお父さん!! ラーメン定食でも結構すんで!!」 私「・・・」 長男「お父さん、その壁に『フカヒレラーメン850円』って貼ってあるやろ~!? 塾から見えんねんけどあれが美味しそうに見えててんなあ・・・」 私「エッ!? あれが塾から見えるん? お父さん、ここからでもボケて見えるのに・・・。

塾から、張り紙まで150Mはあるで・・・」

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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