丹波通信374 仕事が無いねん・・・。

たまに私が昼間に家のソファーで歴史書などを読んでいると、リビングで長男(小6男)と次男(小5男)が殴る蹴るの大乱闘です。 彼らはこの春から極真空手を習い出しているので、その音も半端では無くなりました。 で、大抵は次男が顔面を蹴られて大泣きして終わります。 私「勉強せ~へんのやったら外で遊んで来い! 外が暗くなる迄トンボ捕りしたり、川で魚捕りして来い!! 子供は外で遊ぶもんなんや! お父さんなんか小学校の時は勉強もせんと、暗くなる迄虫捕りか魚捕りしとったワ!」

 長男「ヤッパリ、お父さんって子供の頃は勉強せんかってんなあ・・・。」 私「勉強なんか、するか! 勉強なんかしたらアホになる!」 長男・次男「・・・」 次男「お父さん、今日は日曜やのに仕事ないんかあ!?」 私(泣くふりをして)「実は・・・そうやねん。 仕事無いねん。 ア~暇。」 長男「暇って・・・そう言えば昨日も暇や言うて土曜やのに家に居てたなあ・・・。」 私「ギクリ!?」 

次男「ホンナラ・・・お父さん! 会社でダイエットコンテストも始めたらしいし、外で遊ぼうぜ~!!」 私「ギクリ!?(こう来ると言う予感がしていた)」 私「アッ・・・お父さんは読書が・・・。」 長男「アカンで~、仕事も無い人は子供と遊ばな・・・。 そうや! サイクリングしようよ~。」 私「サ、サ、サイクリング・・・!? ど、ど、どこまで~?」 長男「春日の公園!」 私「春日の公園って10km位あるで~! で、行きは、なだらかな下り坂やから楽やけど、帰りは、その分キツイゾ~」 長男・次男「だいじょ~ぶ~!!」 

で、3人で家を出発しました。 気候も良く草や木の香りもさわやかです。 全員「気持ちええなあ~!」 そして2時間後。 私「ゼ~ゼ~。 もうダメ!」 次男「お父さん、待って~ヨ~。」 私「オ、オマエ大丈夫って言うてたやないか・・・。」 次男「・・・」 私「もう二度とイヤヤ・・・と思ってるやろ!?」 次男「・・・」 ほうほうのていで夕方帰宅。 元気なのはあいつだけ。 長男「なあなあ、お父さん! 今度の日曜もお休み!?」 私「ギクリ・・・」 実際暇な私は翌土・日もお休みになり、キッチリともっと長い距離のサイクリングにつきあわされたのでした。 お客様の天の声「中嶋さん最近暇なん?」 私「ギクリ・・・」

          

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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