丹波通信990 松と竹

新緑です。新緑の中を車で走るのは気持ちが良いですね。今年は藤が多いのも嬉しいです。私、藤が好きなんです。かなり昔の丹波通信でも申しましたね(^O^) そして、古(いにしえ)の人も、大振りの花より小さな花を愛した・・・と言います。藤の、マサに藤色が好きです。梅→桜→山つつじ→藤・・・と移り変わる季節がなんとも好きです(^O^) 

木々の中を走らせて気になるのが、茶色になった木を見ると、それは殆ど『松』なんですね(-.-;) 所謂、松枯れ。マツクイムシ?酸性雨?須磨や舞子の海岸や天橋立の松が枯れない事を祈ります。よ~く見て下さい。本当に沢山の松が枯れています。丹波には赤松が多いので松茸の名産地なんですが、その松が枯れると、勿論松茸は育ちません。松茸は人工で栽培が出来ませんので、産地の丹波篠山と言えども絶滅寸前です。今では松茸一本数万円しています。丹波の住人でも地元産は滅多に口に出来ません。いや・・・殆ど皆、入手不可能です。

それと最近、気になるのは『竹』が枯れている事。竹は60年で初めて花を咲かせて、その後枯れるそうです。遡ってみると、1953年に植樹?した竹が60年になった?1953年?昭和で言うと28年。戦後からは10年近く経過してますね。じゃぁ何でだろう?ログハウス時代は竹やぶも所要していたので、毎年今の時期は筍を毎日食べてました。しかし、竹が花を咲かせた処は見た事がありません。やはり、酸性雨?大気汚染?悲しいですね。

日本はまだまだ森林伐採なんて無いし、六甲アイランドから六甲山系を見ても枯れてる・・・伐採されている・・・なんて事が無いですが、モンゴルやアマゾン流域の伐採、山火事、開発・・・は目を覆う様なありまです。動物や魚介の絶滅危惧種と、もうひとつ木々の絶滅も、これから考えないと駄目ですね。森林が無くなれば山に蓄える水や養分が無くなるので、やがて川や海の生物に多大な影響を与えますからね

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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