丹波通信972 中高一貫校

バタビアは入学すると、スグに 『大江山合宿』 と言うのがあります。『合宿で新入生仲良くなろう』 とは言っていますが、勉強バカリで最終は試験をして子供達の学力を学校が把握するものでした。兄①は合宿から意気揚々と帰って来る!ものと私は思っていました。しかし…意に反して兄①は「バタビア無理。賢い子バッカリで…僕はついて行けん…」 これには私も結構動揺しました。私「な~に、まだ始まったバッカリやないか~」とは言ったものの。

そうこうしている間に、今度は兄②が「お兄ちゃんの学校に僕も行きたい」と、言い出しました。「ほんならお前も福知山駅前の塾に行かなアカンやないか!」と言う事で、急遽通う事になりました。その頃には娘の体操が、丹波市から福知山市に変わった事もあり、兄②は黒井駅への送り迎えでは無く、塾への送り迎えになりました。(片道40km) しかし兄②は兄①程、勤勉な子供では無い…と言う事が解りました。

兄②「僕は、こんなに長い時間勉強出来ひんし、ズッと塾に行くのは無理や…」(色々あるのね…アンタらは…)と言うのが私の実感でした。しかし、兄②は楽々バタビアの理数に合格したのでした。しかも国語が5点だったと言うのに…。多分、他の科目の算数・理科・社会が出来ていたのだと思います(--) で兄①と②はログハウスから15㎞離れた黒井駅へ(黒井~福知山は列車で20分)毎朝送り、暫くしてからは 「毎日送るのが余りにも遠い」 と言う妻の悲鳴で12㎞先の篠山口へ送る様になり、子供達は1時間の列車に揺られる事になりました。

気になる二人の成績は『可もなく不可もなく』と言う感じで学年で何とか10番以内を維持している…と言うものでした。小6の一年間だけお世話になった田舎の進学塾と別の 『普通の塾』 の先生には「兄①君も②君も『灘中学』 には行けないけど『京都大学』には行ける」 と言われたのを信じて私も彼らを応援して来ました。

丹波通信

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