丹波通信915 褒める子育てⅡ

娘は元々勉強が出来るタイプではありませんでした。だから兄①②の様な特進クラスの為に私立中学に進学したのでは無く、体操で特待生として岡山市の、勉強では無名、スポーツ有名な中学に入学しました。小学生の時にも特に塾に行くわけでも無く、体操ばかりしていましたし。妻が勉強見ていても「飲み込みが遅い」と言っていました。通知表も兄①②の様に、殆どが『大変良くできました』で無く、半分程でした。

試験も、ソコソコでしたが私は絶対に結果を見て叱りませんでした。例えば算数80点、国語95点だったら大抵の親は良かった国語には余りコメントせず、算数を叱ったり、注意するそうです。私は「お~国語出来るんや~。得意なんかな?」と言ってました。苦手な社会で一度98点など取ってくると「お~苦手な社会を頑張ってるなぁ(^^)」と言ったり理科で100点だったら「〇〇ちゃんは女子やのに理科出来るんやなぁ!」と必ず褒めました。

多分それで、まんべんなく今では苦手な教科が少なくなったのだと思います。決して「兄①②は勉強出来るのになぁ」とは言いませんでした。比べても仕方無い事ですし、比べられる娘も可哀想なだけです。その代わり娘は体操が出来るんですからね(^^) その体操にしても、平均台から落ちたりしても決して注意しません。「ヤッパリ〇〇ちゃんは床競技、上手やなぁ」とか「段違い平行棒、苦手やったけど、技も高度になったし、上手になったやん!」と、とにかく褒めます。

すると、矢張得手・不得手ありますが、なんとなくまんべんなく良い成績になって来ました(^^) 私は恐い親ですし、恐い夫です。会社でもかなり厳しい存在です。しかし、勉強しないから…とかテストの結果で叱ってもお互いが気分悪いだけで何の発展もありませんからね。褒めたら子供達も気分良いし、褒めた私の気分も良くなります。子供は褒めて育てるのが一番です(;□;)!!

                    

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000