丹波通信917 転職の理由

随分前に書いた記憶がありますが…前回少し触れたので書きます。○○生命に転職した当初は本当によく質問された事ですし…。私は立命館卒業してマズはM不動産に就職しました。1年半は全く仕事出来ないダメ社員で、クビ寸前でした。しかし理由あって、ある月からメチャクチャ売れる営業マンに変身してトップセールスマンになりました。不動産業界では有名になりS不動産からヘッドハンティングのオファーがありました。

で、28歳でS不動産に転職しました。S不動産では初め本社勤務でした。楽しく仕事したし、S社にとって初めての『ヘッドハンティングの凄い営業マン』と言う事で、皆がチヤホヤしてくれました。しかし私は、それに甘んじてしまい、仕事が出来ないダメ社員に戻ってしまいました。ある日、私を引き抜いて下さったI部長が私の席に来ました。私の正面に座り、ほおづえついて「中嶋君もたいしたこと無かったなぁ。M女史の方が仕事出来るなぁ」

私は解っていただけに、本当に悔しくって、言っても仕方無いけど「本社から出して、何処かの営業所に行かせて下さったらトップになりますよ!」と言いました。部長「ふ~ん、そうか…」で数ヶ月後に六甲アイランドに営業所が出来て私が配属された訳です。もう私は背水の陣でした(T^T) 夜は12時まで店で仕事をしていました。それからは、勿論休みなんてありません。リックもリックのお客様もS不動産も愛していました。天職と思っていました。お客様にも可愛がって頂きました。

しかし2001年退職しました。その年の5月くらいの幹部会議で、私を引っ張ってくれた部長を批判しました。「M区でビルを10億で購入するそうですが、あんなビルは相場2億程です。あんなビルを買う理由は何なんですか?何かのケツフキでしょ!ウチは上場会社ですよ!株主様に何と説明します?貴方達(役員)は間違ってる!」会場は凍りつきました。その日から私を持上げて来た役員全員の態度が豹変しました。

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

0コメント

  • 1000 / 1000