丹波通信806 16歳
ラジオを聞いていると…16歳の女子が母親に、こんな事を言ったそうです。「今日、私が16歳になったと言う事は、お母さんも親になって16年と言う事ね。ありがとう。」素晴らしい言葉です。高1の兄①も10月18日で16歳になりました。兄①からそんな言葉はありませんでした。しかし私にとって今年の10月18日は特別な日でした。
母は49歳で亡くなりました。肝臓ガンです。その時、私は15歳。高校1年でした。現在、私49歳。兄①は10月17日まで15歳。かなりのプレッシャーでした。親が早くに亡くなると、その歳を迎える…超える…と言うのは大変気になるのです。今迄、折に触れその事は家族に言っていました。ですから今年の兄①の誕生日は今迄よりは感慨深い日なのです。22日の土曜日にボクシング3戦目がある…との事で減量中と知っていたので、ケーキは買わずに、しかし早く帰宅しました。
「誕生日おめでとう。良かったなぁ、無事にお父さんが生きてる間に16歳を迎えれて。」兄①「ああ…」妻・兄②「…」私「ん?君たち、何も感じないん?」妻・兄①②「なにが…?」私「べ・べつに結構です」こんなもんなんですゎ~(^^; 私が思う程に家族は何も感じてない。えっえも~ん(-.-)
私が16歳の頃は、しんどかったなぁ。母が亡くなると父の精神病は益々ひどくなり完全に仕事を辞めてしまいました。入院もしました。西宮の150坪の家に一人さびしく生活しました。身の回りの事は一人でして、朝は目覚まし時計ではなかなか起きる事が出来ませんでした。今、日曜日の夜11時。娘も居間にいます。兄①は和室で腹筋をしています。
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