丹波通信734 嫁に出す
2月→3月と和室に娘の物が散らばって占拠していました。新しい中学の教科書。参考書。辞書。それから服装関係・・・制服・コート・革靴・運動靴。上履きにスリッパ。寮に入るので食器類や洗面セット・お風呂セット。その他にも何やかんやと広がっていました。私は見掛けによらず几帳面ですから歪んで置いてあるのが嫌いだし散らばってるのは嫌いなんです(>_<)。しかし文句は言いませんでした。
するとある日、キッチリ整理整頓されて狭い場所にキチンと置いてありました。「アッ!? もう出ていくんやな? もうそんな時期か?」と気付いたら3月の末でした。「もう行くの~(ToT)まだええやん・・・」と言える筈も無く、知らんぷしていました。そうして4月1日早朝から妻が車で学校迄送りました。私は特に仕事もありませんが8時前には支社に出社しました。しかし、な~んもする事が無く、支社に『でん』して丹波に帰りました。暇やからまだ換えなくてもええのに車屋さんに行きオイル交換をして帰宅しました。
「こんな事なら、ワシも一緒に送って行けば良かった・・・。」悲しくなり昼間っからビールを飲み、ワインを飲みました。駄目ですね~。こんな自堕落な生活。良い天気だったので、一瞬、ログハウスの庭の掃除と畑の整理する事も頭をヨギッたんですが駄目でした。安きに流されてしまいました。アカンなぁ。最近はプチプチ断食のお陰か酒を飲んでも二日酔いにならないので酒量が増えているんです。しかも娘が出ていく寂しさで・・・。
あの和室に広がっていた沢山の荷物が最後に小さくまとまっていた時には一瞬「娘が嫁ぐ時ってこんなんなんやろなぁ・・・」と思ってしまいました。無性に寂しい思いでした。28歳位まで家に居ても、出ていく時に男親は泣くんですよ! まだ娘は12歳になった処です。2月生まれですもん・・・。微かにしか覚えてませんが、先日娘の手を握りながら「嫌やったら〇〇女子中学になんか行かんでも地元の中学に行ったらええんやで・・・」と酔っ払って言った様な気がします(:_;)
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