丹波通信721 芥川賞

今回の芥川賞、西村健太の苦役列車を読みました。文藝春秋に全文掲載されています。文藝春秋は高校の時に何度か買いましたが余り読まなかったので久々です。村上龍などの作家の評も何点か紹介されていますが作家の様な感想は言えません。一言で言うと「まぁまぁ」受賞直後の評判からは、かなりの波乱に満ちた内容か・・・と勝手に想像していましたから、その点ではガッカリです。あの内容なら私の私小説の方が絶対にオモロイと思います。

そもそも私は新作は余り読みません。しかし最近は話題作を少しばかり読む様にしています。有川浩 阪急電車 植村花菜 トイレの神様も読みました。両者共爽やかな読後感がありましたが痛烈な感想にはなりません。今回の苦役列車は楽しく頁は進みましたが下品な箇所が多く、男の私でも気持ちが悪くなる処が数ヶ所ありました。女性なら怒る方も多いと思います。

何で最近の話題作を読むかと言うと今年、真剣に賞を狙っているからです。文章はスグに書けます。しかし小説は丹波通信書くのと勝手が違います。プロや受賞作の様な、あれほど迄の細かな描写、一挙手一頭足を自分が果たして書けるのか? は、甚だ自信がありません。書いてみないと解りません。20万字くらいは書きたいですが、それで書ききれるとも思いません(>_<)。原稿用紙で言うと500枚ですか(^^ゞ。丹波通信でだいたい1000字程でしょうか。書き出したら、これを1日に10話書きますから10000字。2ヶ月も有れば書けそうな気もします(^^)

高校の暴走族で経験した処から、山一抗争(山口組と一和会との戦争)を目の当たりに見てきた事。結構一般人では絶対に見れない部分が書けます。そこから大学に入り、如何にしてソニー生命のライフプランナーで社内で最短にしてエグゼクティブになれたか・・・迄の、人が言う・・・波乱に満ちた人生・・・を書いてみるつもりです(^^ゞ。内容には自信があります。かつて私の構想の内容などは小説でも読んだ事が無いですからね(^^)

丹波通信

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