丹波通信726 食道癌

3月15日に学資保険ご契約者のTさんが45歳と言う若さで亡くなりました。私3月31日で生命保険会社やまに入社して丸8年になりますが学資保険ご契約者の方の死亡は初めての事でした。ある朝、奥様からメールが入りました。「主人が3月15日に亡くなりました。出来れば明日お越し下さいませんでしょうか?」私は勿論飛んで行きました。そこには5歳と3歳のお嬢さんと奥様のお父様がおられました。

私はTさんへのお参りをしてテーブルに着きました。奥様に伺うと食道から肺・肝臓・脳に迄転移しており、どうしようも無い状態だった様です。しかし余りにも早すぎる死です。

私は加入頂いている生命保険の内容のご説明をしました。その後、Tさんの会社の死亡退職金・現在お住まいのマンションの住宅ローンの事・遺族年金の申請をご説明致しました。奥様「ありがとうございます。全て主人任せにして来たので何も解らないんです。それから・・・もぅ学資保険の保険料は払えないので・・・。」 お父様「そうなんです。」

私「学資保険はご契約者さんが亡くなると、それ以降のお支払は免除なんですよ。Tさんは良く理解して頂いていましたが奥様はご存知無かったんですね。私、通常は必ずご主人・奥様ご一緒に保険のお話しを致しますがTさんは最後まで「私一人で聞きます。」と言っていつも喫茶でお話ししていましたからね。」 奥様「そうなんです。私は生命保険と言う物を余り重要に考えていませんでした。また、主人に余りにも頼りきっていました。貯金は全くないし、落ち着いたら、このマンションも売却して東京の実家に戻ります。 」 ・・・。

丹波通信

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