丹波通信690 子供を持つ…と言う事

今日、兄①と二人で名古屋迄、新幹線で長谷川穂積のタイトルマッチを見に行って来ました。兄①と二人での行動は2年前に福知山の体育館にプロレスを見に行って以来の事だと思います。あの時も兄②は行かなかったんです。どうも兄②は格闘技の類いは余り好きで無い様です。私は仕事を入れずバタビアに12時に迎えに行き、その足で名古屋に向かいました。

思えば兄①が生まれたのは平成7年。阪神大震災の年です。当時私が住んでいた神戸の自宅が結構壊れて3月には手放し妻の実家の加古川に住まして貰っていた時に生まれました。

当時はまだ完全にはJRも復旧してなかった様に記憶しています。私は少しでも早くに兄①の顔を見たいので住吉から快速で加古川の宝殿に帰ればずっと座って帰れるのに、ワザワザ三宮で新快速に乗り換えて、今度は加古川で再び快速に乗り換えて隣の宝殿駅に帰ったものです。住吉からそのまま快速で帰ったのと、たった12分しか変わらないのにワザワザ立って帰ったものでした。今日兄①と名古屋から新大阪迄帰り、大阪から満員の快速福知山行きに乗って15年前の事を思い出した訳です。当時は、家に帰っても飽きる事なく兄①をズ~ッと見ていました。その後スグに丹波のログハウスは完成して移住しました。兄①にとって家・・・と言うのはログハウスなんです。

家にはテレビが無くエアコンの無い我が家は夏は暑くて、冬はおもいっきり雪が降る処です。ツララは1㍍以上ありました。そんな子供が私立中学受験をするとは夢にも思わなかったし、格闘技に目覚めるとは思いませんでした。兄①は11月に漸く陸上部を引退しました。今日は担任に「長谷川穂積の試合を見に行くので早退します。」と正直に言ったそうです。私に似て嘘が言えない至って真面目な人に育っています。そんな兄①は来年高校生です。

丹波通信

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