丹波通信451　R社ショック！！

10月金融業界では、いくつかの大きな出来事がありました。R社倒産と日本の生命保険会社のY生命の破綻です。いずれも去年のアメリカ発サブプライムローンの後遺症の様です。なんとサブプライム問題から1年以上経過しての出来事なんですね・・・。ショックです。また・・・世界中の人々がショックを受けたと思います。中でも私が札幌に表彰式及び研修に行っているＨ20年10月27日28日には、日経平均がバブル後の最安値更新でした。

札幌の表彰式は勿論本社から社長、専務、その他役員が多数来ておりました。晴れがましい表彰式の筈が何やら「ドンヨリ」と曇っていました。　ある営業マンは表彰台の上から「今日は日経平均がバブル後の最安値・・・ウチの株はストップ安！しゃちょ～！　大丈夫なんですか！？」　と言っておりました。　勿論大丈夫なんですが、私もストップ安と言うのは大いにショックでした。

株の世界の格言で・・・人が悲鳴を上げている時は買い！人が歓喜の声を上げている時は売り！　と言うのがあります。また、頭と尻尾は猫に食わせろ！・・・これは最安値で買わず少し上がってから買い、最高値の前に売れ！と言う意味で、まぁ所詮最安値で買い最高値で売れる訳が無いのですが、金融・株の世界には面白い格言が沢山あります。

株歴20年以上の私でさえ最安値で買い最高値で売れた事などありません(-.-)　絶対に無理です。　石油バブルもとぅに弾け、（私は世界中のアナリスト、マスコミ全員が1バレル200＄突破！と言ってる時に、「間も無く弾ける！」と５月に丹波通信で予言していました）　この石油に向かっていた大量の資金は必ず株に向かいます。　特にマズは日本株に向かうと思います。　トヨタやソニーやソニー生命が潰れる訳が無いし機関投資家は絶対に株を買い続けないといけないんですから・・・(^^)