丹波通信372 主婦を見習え!

古い読者さんは私が15歳、鳴尾高校1年生の6月に天涯孤独になった事はご存知ですが、今日は改めて、主婦を応援する為に少々私の生い立ちも交えますネ。 私は普通の家庭の1人っ子として育ちましたが、私が中学受験を控えた小6の時に父が精神病で入院し、追って母が中3の時に胃潰瘍・・・との事で入院しました。 しかし、実は母は末期の肝臓ガンと言う事で私が鳴尾高校に入学してすぐ、壮絶な最後をとげました。

で、母が亡くなった6月29日以降・・・もっと言えば、遡って母が入院した日以降私がしなければいけない事は、掃除、洗濯、食事の用意、借家の家賃の徴収(何件か所有していた)などに始まって、税金の支払、生命保険やカンポ、農協共済の支払、銀行とのヤリトリ、村付き合い(元農家でした)等、等、等。 生命保険会社や農協の人など、親身に相談できる人がいるどころか葬式にも来ませんでした。 私は困りました。(書いていてフト思いましたが、私の様に何でも相談出来る方が珍しいですよネ。貴方の担当はいかがですか?) 風呂の焚き方、ご飯の炊き方、洗濯の仕方、な~んにも解りません。 母は大変几帳面な人で、家事や金融関係の事が完璧だったので私には一切教えていませんでした。 ・・・まあ私は男子ですし、受験生でしたから仕方が無いのですが・・・。 父もずっと入院している訳でなく時々帰って来るので父の食事も作らねばなりません。

世の男性に申し上げます。 『家事は大変だ~!!』 今日の家が昨日と一緒! と言うだけでたいしたもんなんです。 だって1日たてばホコリも立つ。 ビールグラスが食卓にきれいにあるのは昨夜のままじゃあ無いんです。 貴方が飲んだ後、奥様がきれいに洗ってまた食卓に綺麗に置いているんです。 靴下やパンツも綺麗に洗って、はきやすい様に貴方の好みの場所にシャツと共にたたんで置いてくれているのです。 

食事は・・・と言えば、毎日の献立に頭を悩まし・・・。 夜、カレーが出て、夫「何や!? 今日はカレーか~!? 昼に食べたやないか~!!」 私は断じてこう言います!! 「昼にカレーを食べたのは貴方の勝手!! 夜にそんな事言うのなら、昼に食べた事をスグに妻にメールで伝えろ!!」です。つづく・・・。

丹波通信

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