丹波通信380 男が男にほれた。

・・・と言う訳で2003年4月1日に〇〇生命に入社致しました。 早速4月1日~3日迄の3日間は朝から夜迄東京のホテルで研修です。 明石の会社は3月31日で退職です。 18時半に社長に退職の挨拶をして19時に西明石から新幹線で東京入りです。 

M社長「ホンマに辞めんのか?いつでも戻ってきてくれたらええんやから・・・。 アンタがおらんかったらこの会社も・・・」 こんな言葉を社員には絶対言わないワンマン社長なので私の眼からも涙がこぼれました。 「社長すみません。短い間でしたが大変勉強になりました。 本当にありがとうございました。」

 4月4日~4月30日迄は大阪で缶詰めの研修です。 奇しくも2003年4月28日は日経平均がバブル以降最安値を記録(7607円)し、景気後退と物価下落の悪循環でした。 そんな中でも前職でお世話になった方は私を暖かく迎えて下さり、私と〇〇生命を信用して安心してドンドン保険の契約をして下さいました。

おかげ様で、この年の新人賞であるルーキーズカップは全国1位になる事ができました。 しかし2年目は、すべてのタイトルを逃してしまう成績でした。 でも〇〇生命を辞めよう・・・などとは決して思いません。 当然です。 私を信用して契約して下さった方をお守りしないといけないし、私には『志』がありますから!

丸3年たつとFA(フリーエージェント)できます。 私は2006年4月1日にFA宣言し、神戸中央支社に転籍しました。 K支社長「中嶋はO所長の処に行ってもらう。 彼は以前大阪のある処の支社長やったが、部下の所長とLP(ライフプランナー)に、ちょっとした失敗があり、LPと所長に相応の処分が出そうになったんやが、『私が責任をとって降格するから○○所長と、LPの処分を止めて下さい!』言うて支社長から降りた奴や!」 私「そんな男が私以外にもおるんですネ!!」 K支社長「・・・」 帰宅して私は妻にそのくだりを説明しました。 妻「フ~ン。 すごい人やネ。今どきそんな人おらんもんな!!」 私「そうや! ワシも珍しく『男が男にほれた!』今どきそんな男気のあるのはO所長かワシくらいやからナ! 妻「・・・」

(この話を何名かのお客様にしましたが、感動して下さり、「う~ん、中嶋さんも男気あるヨ!!」って言って下さいました。エヘヘ・・・

       

丹波通信

中嶋祥人の丹波通信 トップセールスマンの歯に衣着せぬ物言いで人気のコラムをHPでも発信中

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